今週は色々と裏の仕事がメインでした。
1.チラシ作り
今年度が始まって二ヶ月が過ぎようという状況ですが、新入生の流れはすこぶる悪いです。
去年と比べてチラシを巻いている量が減っているのは事実としてあるにしても、思ったほど認知が進んで無いんでしょうね。道路沿いだからとあぐらを書いているつもりはないのですが。
ただ問い合わせもないというのは認知が足りないことは間違いなく、もっと外に向けたアピールが必要だと考えています。
また、授業料を上げることを告知しないとまずいですからね。(そもそも知られていないのに告知する意味があるのか微妙ですが、古いチラシで問い合わせられて誤解を産むのは良いことがないので・・・)
そういうことで、まずはチラシを作り直すことにしました。
今回のチラシの新しいポイント
イラストではなく、AI画像を使ってみる
今まではイラストACのイラストを使っていました。雰囲気のいいイラストがいくつかあったので、ずっとそれで良いかと思っていたのですが、AI側が手もうまく描画できるくらいになってきたということで、試しに人を書いてもらおうと思ってみたのがスタートです。
早速ですが、プロンプト(生成のための文言)の勉強もしたくてロボットプログラミングの授業を受けている子、というのをベースに色々と作ってみました。
当然、最初はボツの山です。




細かなところまで意識して文章化していかないと、手を抜いたところがそのまま変な形で反映されるようです。
色々と作っていると、訂正したはずの指示が蘇ってきて色々とまざることになり、顔が色々なところに湧いて出てくるようになりました。ロボットの首が生首に差し代わる感じの画像も生成されることもあり、適度にリセットをかけたり、ここまでの指示をまとめてもらってから作り直すなどの工夫が必要なようです。
この辺がまだ使いにくいという感じでもありますが、現象がわかってくるとそれを逆手に取って対応はできるので、素人が色々と書くよりはずっと良いものが出来上がりますね。イラストも自分で描けないことから考えると、応用の幅を考えるとAIで進めていくというのがベターになりそうです。
また、見る人によってはもっと色々と気づくと思いますが、それがAIを使いこなす力の一つになっていくと思います。
ロボットを少なくする
ロボットプログラミングなので、ロボットの画像をアピールしたいと思っているのですが、子供の習い事、というのをテーマにするように考えているので、ロボットは減っても良いという判断です。
後から気づいた点ですが、AIに画像を生成してもらっていると、教室で作ったものと同じものを一部使って欲しいという指示が成立しないようです。(画像は改めて作り直すようなので)
この辺は、進化を待ちたいところですが、実際にはそれ専用の別アプリを使った方が埋め込みや差し替えは簡単にできそうな気がします。
学習塾のスペースを大きく取る
元々手を抜いているわけではなかったのですが、認知の差を考えると学習塾よりロボットプログラミングの方が低いだろうということで、今まではそちらに紙面を割いていた状況でした。学習塾としても独特な仕組みで運用している部分はあるので(科目指定不要、振替自由、時間割緩いなど)アピールポイントでもあるはずですが、マイナス面と表裏一体的に思っている部分があるので難しいなと思っています。実績(まだほぼないのですが)でのアピールは個別指導とは相性が悪い感じがしますし、料金の安さもそこまで売りにしたいと思ってなかったりします。
試作品

そんなこんなで作っている途中のチラシはこんな感じです。
基本的にはCanvaで作っています。画像はほぼChatGPT作ですので、うちの生徒は1人も写っていません。ロボットはわかる人が見れば紛い物だとわかるでしょうが、雰囲気は間違ってないはずです。
入稿までにまだまだ変更を入れていくと思います。色が揃ってなかったり、大きさが・・・とか思う部分が残っていますし、料金もこれで良いのかどうかなど考えることがたくさんありますね。
チラシ作りの裏側というほどではないのですが、(色々と頑張っているので、)すぐにゴミ箱にというのが少しでも減ると良いな、と思います。
2.ライントレースのコース作り
3Dプリンタの活用ということで、白地の上に黒い線を引いて、それを組み合わせるような形で作れないかと考えていました。

TinkerCADで作ってみました。
長方形の四隅に、六角形の半分を切り落とした画像を繋げただけです。
念の為、穴の横幅を左右に1mmずつ広げています。
試作版の印刷

白と黒のため、角にタワーを設置しないといけないため、ギリギリのところでの作成になりました。
この辺が解決できるのであれば25cm四方の大きさで作れると思います。ただ、色を分けて印刷したら、あとから嵌め込む方式しか思い浮かばず、それはデータの管理が大変ですし、印刷物が反ると失敗になるなどの問題もありそうなので、ちょっと様子見です。
出来上がったコース


一発目でここまで綺麗にできるとテンションが上がりますね。
ということで、直線だけですが大成功な気がします。反射光を調べたところ、黒が20%強、白は99%ということで、この辺も問題なさそうです。
今後の課題
尖っている部分の修正
まずは、接続部分が鋭く尖っているので、子供達が怪我をするのではないかという点ですね。修正は簡単ですが、必ず実施すべき点ですね。
横幅
WROでも25cmまで可能ですし、大きめのロボットを作るとタイヤが乗らないでしょうね。横にも広げられるように噛み合う部分を作った方が良さそうです。
カーブの部分をどう作るか
全て真ん中から接続できるようにすれば自由にコースが作れそうですが、カーブの角度が厳しすぎることになりそうなので、何か工夫が必要になりそうです。
いずれにしても、急ぐ必要はないので思いつくまでは少しずつ進めていく予定です。
Bambu Lab A1
それにしても、BambuLabA1は優秀ですね。ノズル交換が簡単ですし、印刷は安定しているし、早いし。TPUやPETGも買ってみたので、色々と実験もしてみたいと考えています。
とりあえず、上位機種が欲しいです。
3.AIとmicro:bit
「micro:bitではじめるAI工作」という本が届きました。

うちの教室にはタイムリーすぎる本だと思います。
実際には世の中の子供向けロボットプログラミングもここまできてしまっている、という感じだと推測しています。
こちら側の勉強も足踏みしていられないようですね。
中身は流石に載せられませんが、目から鱗なアイデアが色々とありました。早速銅箔テープは注文しています。ダンボールで形を作る部分は、こちらで3Dプリンタで型を作れないかと考えています。
感想
AIよりの話が多いのかと思っていましたが、しっかりと作る部分やアイデアを出す部分、つまりちゃんと「ものづくり」をしっかり説明している良書だと思います。サンプルの目的、作り方のポイント、そこから発展させることができるもののイメージなど、ただ作って終わりではなく、あくまでもスタートラインとしての興味も湧きますし、これをベースに教室を作っても成立するんじゃないかなって思います。
「ものづくり」を教育として取り入れるさいに、ただ作るだけで終わらない。そこから自分なりのものをどう作っていくか、そういうところまで想像が広がるので、これはロボットに興味がある子には手に取ってもらって、実際に手を動かして楽しんで欲しいな、と思いました。
ということで、授業の裏の話でした。
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