2025年6月23日〜6月29日

3Dプリンタ

Bambu Lab A1がまだまだ活躍しております。

生徒の作品

うちに通う小学生の作品です。Tinkercadでパーツを組み合わせて、BambuStudioで色を指定してという手順だけです。モーターの要素はないのですが、3Dで何かを作るソフトに慣れておくのは今後もどこかで役に立つと思います。

本当は、FusionかFreeCAD、Blenderあたりが使えた方が良いのでしょうけど、そこまで手を出すには時間が足りないですね。Unityでゲームを作っていくことも考えたらBlenderを使えた方が良さそうとは思っているのですが。

ある程度慣れている子なので、1時間ほどで形にできていました。色は好きにつけてもらったのですが、その時に印刷方向の違いで30時間くらいから10時間弱まで短縮できることを身をもって知ってもらいました。

横にすることで、色が綺麗に分割できて、色変えのロスがほとんどなくなりました。

サポートも少なくなった気がします。基本的には裏についているのも結果的には良かったかも知れません。

サポートを剥がすのもやってもらう予定なので、次回の授業までこのままお預けです。

PETGの試し刷り

PETGというフィラメントを初めて使ってみました。

ペットボトルの元になっている素材でしょうか。透明のものを作ってみたかったという動機ですが、どんな特徴かあまり調べずに買ったフィラメントです。

仕上がりの感想

元のフィラメントはナイロンみたいな触感で柔らかいのかと思ったら、仕上がりはしっかりと固くなりますね。見た感じはゴツゴツしてそうですが、触ってみると以外にツルツルしています。アイロンをかけたところはざらざらですし、糸引き?が酷い感じで残りました。

0.6mmのノズルにしたから荒さが目立っているのか、そういう材質なのかはもう少し使っていかないとなんとも言えない感じです。詰まる可能性があると聞いていたので大きめのノズルからチャレンジしてみたのですが、0.4で試してみた後で、0.2もやってみようと思います。

あと、透明感を活かすなら、薄いものを作るべきなんでしょうね。インフィル(内部の構造)が見えてしまっているのも綺麗に仕上がらなかった要因でしょう。薄くても良いものというのが今のところは候補がないので練習のみで使い倒すことになりそうです。

その他で作ってみたもの

教室のマスコット

シルクフィラメントでどうにか光沢を強く出せないかと色々と試しています。また、目の横の歪みや、積層とは違う相互との色のムラもどうにか消せないかと思っていますが、難しいですね。

色ムラは画像でもわかりやすいですね。目のところは目が分裂している感じの影が広がっています。

印刷方向を変えて全面が上部に来るようにすると、光沢が消えそうですし、何か設定で変わらないかと思っていますが、今のところ分かっていません。こだわっている時間も無いですしね。

あと、インフィルを適当に設定するととんでもなく脆いロボットが出来上がります。薄く作っているからというのも原因になってるとは推測してますが確信はないです。

他の素材だとサイズが微妙に変わってしまうようなので、一旦この辺で調整は終了かも知れません。

途中で色が変わるフィラメントを使って、歯車の部分を縦方向に印刷していきたいのですが、今のところ全部失敗しています。

パンフ入れ(の予定)

全面部分を差し替えられるような作りにしてみました。

前面は0.2のノズルで。その他は0.6で作っています。PLAなので外に置いておくと劣化するようなので、どれくらいの期間耐えられるか試してみてから、PETGで作ったものに差し替えるという感じで考えています。0.2で出力できなければ別案を考えるか、文字を変更してもっとスッキリさせるか、で考えています。

一回の印刷で数時間かかってしまうので、手軽に試せなかったり、帰る間際にセットして次の日に来たら途中で失敗していたなどもあり、思ったより試すのも大変ですね。

micro:bitでライントレースに挑戦(3)

いよいよ今回は動かすところまでできました。

奥にずらしていますが、配線が完了しました。

迷ったところ

モータードライバへの給電

バッテリーから拡張ボードに接続していたので、そこからどうやって電気をもらって、グランドまで繋いでいくか、です。

結論としては、ジャックにつなげる部分から拡張ボードのグランドにかけて、並列になるように繋いでみました。

スイッチを作っていなかったため、バッテリーと繋ぐと問答無用でモータードライバが電気を食い続けます。

拡張ボード側から信号として送れないかと考えていたのですが、5Vが限界で、その場合は動作が不安定になることがあるかも知れない、とのことだったのでバッテリーから直接送ることにしました。

ただし、グランドを拡張ボード上のピンで対応したことで、バッテリーを抜いたら電気が流れないようにはできました。

正しいやり方かどうかは不明ですが・・・

ハンダを使わないで接続

久々にケーブルを剥くという作業をしました。専用のニッパーを持って無かったため、ハサミで軽く切れ込みを入れて、そこから爪で外すという原始的な方法になりました。授業で使う時までにケーブル対応のニッパーを買っておこうとは思います。

信号の重複

P5がAボタンに対応しているようですね。

P0からP4まではアナログ入力に対応しているので、ライントレース用に残しておこうと5から8を使ったら見事に挙動不審になりました。原因がP5にデジタル出力を対応させたことで、Aボタンを押したら車が走るようなプログラムにしていたので、結果としてはAボタンを押している間だけモーターが動くという挙動になりました。また、バッテリーを繋いだ直後にモーターが自動で回転し始めるなどの問題も起きました。

いずれも、P5をやめて、後半の番号を使うように切り替えたら解決しました。

実際に動かしてみた

わずか数秒で、前進、旋回、バックだけの動きですが、無事に動きました。動作実験としては成功で良いと思います。ただ、キャスターがないので、カーペットの上は摩擦がありすぎたのか、動かない時がありました。

今後の課題

キャスターの取り付け

前回も書いていましたが、キャスターをつけないとダメですね。本体を作り直すにしても、もっと問題をあぶり出してからと思っていたので、そろそろ良さそうなので、次の形にはキャスター用の穴を開けようと思います。

本体の再設計

キャスターとは別で、モータードライバに刺したジャンパピンが上部の板に少しだけ当たっているので、前にずらします。また、micro:bitの位置が今のままだとプログラムのダウンロードがめんどくさいことになっていたので、前後反対にしようと思います。これで、バッテリーとの接続も容易になるかも知れません。

フォトリフレクター用のブラケットを作る

フォトリフレクターの数はAIと相談して決めていたのですが、少し雲行きが怪しい感じがして、まずは2個で固定して作ってみようと思います。

具体的には、センサーモジュールのサイズと、設置間隔の計算に矛盾が出てきて、どう頑張っても実装できない図面を出してきたので、そもそも5個も必要ないのでは?という感じで思っています。

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