スピログラフ改
今週は、既存のスピログラフを描ける装置の改造をしていました。
(撮影をあまりしていないという失敗をしてますが・・・)
Inventor版の改造
問題点
従来のタイプはターンテーブルという土台を回転させることに適したパーツを使っていたのですが、どうにも安定せず、細かな揺れが発生し、模様が飛び飛びになったり綺麗な曲線になってなかったりしました。

過去、最も揺れがひどかった時は、ベベルギアが負荷によって曲がってしまっていました。これに関しては綺麗な状態のベベルギアに戻すことである程度解消はできていましたが、完全に揺れを消すことはできませんでした。
ターンテーブルの使い方や歯車の並びを変えてみましたが、劇的に改善するようなことはなく、ターンテーブルそのものを変更することにしました。


改良点 その1 ギアの変更
新型はウォームギアに変えることで、低速にしてパワーを上げることができ、より安定して回転させることもできるようになりました。


改良点 その2 構造の簡略化(工数減少)
もう一点は、本体側をスッキリさせて、手順を減らしました。おおよそ3割くらいカットできています。慣れていないと作るだけで終わってしまうくらいだったので、これでもっと模様を描く時間が稼げると思います。また、初期の頃に作った説明書は見せ方がまだ決まってなく統一感がなかったり、見えない部分をそのままにしていたり、不親切になっている部分があったので、工程を減らすついでにまとめて修正しました。


改良点 その3 リンク機構の変更
最後は、リンク機構の部分ですが、これは色々な形状を試してもらうことは前提としつつ、最初は両方とも回して並行移動できるような作りにしました。この場合と、てこクランクの時と大きく変わるのでより模様の種類が増やせると思います。ここは旧式でも実現できたことですが、初回からこれに気づける子が居ないようなので最初から見てもらって良いかと思いました。
Spike版の改造
Spike版は初級コースのベーシックコース用に簡素な作りにしたとはいえ、リンク機構の自由度がなく、模様が単調になりがちでした。特に、前後の揺れが小さかったことで、リングのような模様しかかけませんでした。


旧型はリンク機構のお手本に忠実にしすぎたかなという感じがします。土台をタイヤにして自分が回転するという方式はそのままにして、それ以外はほとんど変えました。付け替えを容易にできるようにできたらと考えていますが、まだ良いアイデアは浮かんでいません。
その他
中学生の中間テストが終了しました。結果が来週返ってくると良いのですが、修学旅行もあるようなのでその後になりそうな気がします。そうすると反省会の効果が薄れてしまう気がしていますが。
結果次第にはなると思いますが、そろそろ夏期講習について考える頃ですね。スケジュールをどうするか、目標をどこに掲げるか。
ロボットプログラミングの方は、micro:bitを使う授業も増えてきて、バッテリーケースやサーボモーターが不足しそうな感じです。

micro:bit本体に、SG90HVが2個、バッテリーケースという最低限の構成で動かしています。キャスターくらいは作ってもらってもよかったかもしれません。
まっすぐ進みませんでした。
LEGOのモーターの優秀具合がわかる授業ですね。でも、そこから飛び出すことで、できることが増えるのも間違いないので、しばらく頑張ってもらいます。

Aruduinoを使っている子もいます。配線がうまくいかないという初期の状況ですが、ここを越えることができれば、色々なパーツを扱えるようになると思います。
ブログを書くための素材集めの習慣が未だについていないのは勿体無いですね。もう少し回収作業を頑張ろうと思います。
体験授業を実施中です
枚方ロボットプログラミング学習塾では無料で体験授業を実施しております。
興味を持たれた方はお気軽にお申し込みください。事前の問い合わせも可能です。

メール(info@hrktrpg.com)への問合せもお待ちしております。