1.扇風機(試作品)
3Dプリンタで色々と作っていたので、授業で使う試作品の作成が滞っていたのですが、そろそろ暑くなってきたので、扇風機をちゃんと作ってみようと思いました。
ということで・・・

こんな感じになりました。
プロペラ部分は3Dプリンタで作ったので、LEGOとは関係ないパーツです。
首振りの仕組み
扇風機といえば首を左右に振る仕組みですが、多くの扇風機はプロペラを回すモーターの回転を分岐させて使っているようです。つまり、扇風機1台には1つのモーターしか使ってないということですね。ただ回転を分けるだけならそれほど難しくないのですが、実際には電子的ではないボタンで首振り機能を制御できるものが昔から存在しています。
これをどう実装するかがポイントですね。(ただ羽を回すだけなら授業でやる意味がないので)
ということで、作ってみました。


(ちょっとわかりくいかもしれませんが、)中央の歯車の噛み合わせが外れるようになっています。左の画像は外れている状態で、右の画像のようにウォームギアと平歯車が噛み合うと、その下の歯車も噛み合うので、その下のリンク機構の部分が首を振るような動きを作り出してくれます。
プロペラの高速化
これに関しては教室では定番の作りになっていますが、歯車を多段につけて加速させています。

この場合だと、3倍の3倍で、結果としては9倍速にできます。
ただ、モーター側には9倍の負荷がかかります。この場合は、プロペラの重さが9倍の影響を与えるという感じです。
そういうわけで、プロペラの軽量化も大切になります。過去、プラ版などを切って捻じ曲げて・・・などの加工をしていましたが、風があまり発生しないという問題がありました。柔らかめの素材にすると軽量化もできるし、触っても怪我をしにくそうということで良かったのですが、せっかくなので3Dプリンタに任せてみることにしました。
一つ試すのに2時間くらいかかってしまうのでまだ出揃っていませんが、風量は十分、コンパクトなサイズでも十分、軽い、ということで今の時点でも満足な結果になっています。
残っていること
今回はまだ説明書化はできていません。本体ももう少し簡素化できそうな感じがしていますし、強度も上げたいと考えているので、ベストなプロペラが見つかったらそれに合わせて作り替えようと思っています。
プログラムとしては、スイッチごとに強度が変わるようにしたり、それを表示したり、ですね。このサイズなら、下を車型にして近づいて風を当ててくれるなんていうインテリジェンスちっくなロボットにすることもできるかもしれません。(というか、それをしないと簡単に授業が終わってしまいそう・・・)
来週は忙しいはずなので、頑張らないといけないですね。
2.チラシの続き
裏面もようやく固まってきました。
試作品

こちらももう少し練ると思いますが、大筋はこの感じで行こうと考えています。
Canva+ChatGPTの組み合わせは同じです。
裏面の下の方に言いたいことを書くのはまずいかも、と思っているので、表面と差し替えて一気に構造が変わるかもしれませんが、もう少し落ち着いてから考えて決めようと思っています。
そもそもはどっちかだけの受講で歓迎です。
まとめて受講のお得感は正直ついでであって、本命は両方頑張ることの価値を知って欲しいという感じですが、それを前面に出すほど集客層が狭くなるとも考えていて、バランスをどうしたらいいかはまだ迷っています。
ChatGPTの癖
制限といい加減な回答
色々と画像を作っていると、有料プランでも突然制限がかかることがあります。画像生成数に制限があるのは知っていたのですが、どうも違うもので引っかかったようです。
ChatGPT自体に生成ができなくなった理由を聞いてみると、生成数の制限に引っかかった。連続生成しすぎたという感じの返答でしたが、翌日再開してもいきなり同様のエラーが出て、違う原因があるだろ?という感じで聞きなおしても連続生成が原因と言い張ってきました。
が、別チャットにしたら直りました。
今回は、子供の姿のままで将来働いているシーンを、という感じの生成を指示していたのですがこれも難しいようです。働く姿が大人だと推測されるようで、すぐに見た目が変わっていきます。そこで年齢指定をすると規約違反だと言われて生成できなくなることもあったのですが、これもチャットを変えると復帰。一度生成できている以上、指示自体は通っているし、規約違反でもないはずなんですよね。後から考えると、児童労働と取られて指摘されたのかもしれないと気づきましたが、正解かどうかは不明です。
なにしろ、同じような条件になるようプロンプトを作成してもらって、その場で今までの指示をリセットして新しいプロンプトで、とお願いしてもアウトなのに、別チャットに貼り付けると通りますからね。この時点で、指示よりはメモリの問題なのでしょうが・・・
これは教えてくれないことなのか、ただ単にGPTがおかしな状態になっているだけなのか。もう少しはっきりした情報が欲しいですね。
相変わらず、意図を持ったものを実現するのは苦手

仕事の場面ということで、教室感が出ないようにという事項を破られました。
明るく白系の背景を指示すると、これ系に戻ってくる感じです。
あと、車が小さいのはイメージとして投影させたつもりでしょうか(不明です)

未来の感じを出すという中で、手にしているものがドライバーとは?ということで。
このドライバーで何をしようとしているのかも不明ですしね。

キッザニアの雰囲気をお願いした直後、不自然すぎる笑顔だったので、表情を自然な感じにという指示を追加したらこうなりました。
どう自然なのかと詰めたら、かなり自然だと返され、GPT的にはこの表情が自然らしいです。ブラックな職場ですね、としか・・・
他にも色々とありましたが、堂々巡りをすることもあってなかなか思うような場面を作ってくれませんでした。指示を追加することで、以前の指示が無視されるようになったり、プロンプトを作り直してまとめてもらっても、それを速攻で無視するような画像を作り出したり、受け付ける指示の数に限度があるのか?という挙動も多かった気がします。
ちょうどXで盾を構えた兵隊の画像についての考察もあったりして、わかるわぁ、と納得していました。一つ解決させると、他がおかしくなる、そこも修正をというと、また最初のところが・・・みたいな感じです。
とはいえ、一発生成は難しいので、自分の修正能力の強化の方が良さそうですね。
3.ライントレースコースの続き
前回、ストレートのパーツを作って接続したのですが、今度はカーブのパーツを作ってみました。
サイズはストレートと同じ200mm四方+はめ込み部分です。

ストレートと繋げた様子です。
はめ込み部分のパーツが設計図ではわずかに浮いてしまっていたようで印刷時に外れてしまっていました。
ですが、うまく組み合わせられるようです。
中心に寄せやすくするため、道幅を15mmから16mmに変えたので、わずかに太さが違うのですが、次からは全て16mmでうまく噛み合うように出力できる状態にはなりました。
あとは、立体的なコースも作れると良いなと考えています。もともと別で構想があって、材料調達や加工の都合で諦めていた案ですが、なんとかいけそうな気がします。ロボカップジュニアのライントレース系の競技に限らず、色々な場面を想定した動きという発想がないと、視野が狭くなりますからね。色々なことにチャレンジできる教室にできれば、と思います。
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