ロボットプログラミングって?

一度経験していただくとどんなものか分かっていただける自信はあるのですが、言葉や映像で伝えるのはとても難しいと思っています。とりあえず思いつくままに。少しずつ整理していくと思います。

何をするの?

ロボットを作ってプログラミングで(モーターやセンサーを)動かします。これだけのことが、少し視点や目的を変えることで無数に学ぶことを増やせます。

通常授業

授業によっては、変わった動きをするためにロボットの作りにこだわったり、より精度の高い動きを目指してプログラムの調整を頑張ったり、色々と学んだ後で前に作ったロボットをよりよく改造するアイデアを自分で出せるようにチャレンジしてみたり、色々な授業を予定しています。

ロボット競技

一部の子にとっては花形のイベントであり、別の子にとっては2度と経験したくないくらいのイベントだったりします。NHKロボコンなどでリモコン操作で得点を競う大会が有名ですが、最近ではAIもセンサーも高度化しており自律制御するロボット大会もあれば、作ったシステムをプレゼンする大会もあります。そういう大会を目指して学ぶのは、目標の立て方の一つとして悪くないと思います。参加者は皆本気ですので、週1の授業程度では歯がたたないレベルばかりですが・・・

ともあれ、ロボットに何かしらの作業をさせるために色々と考えることはとても大切です。ロボットの仕組みで解決するか、プログラムで解決するか、もっとスマートな解決策はないのかなど、どこまでも考え抜くことができる題材は、これからの「答えがない世界」と言われる将来に向けて、恰好の題材です。当教室の授業の1/3は競技系の題材になります。

設計からプレゼンまで

最初はロボットを作って動かすだけで進めていきますが、上のコースでは様々なロボットを作った経験を元に、簡単な設計やまとめの資料を作ったりして、感覚で作っていたことを、どうやって整理するかなどに気づいてもらいます。

何を学べるの?

いろいろ、が素直な言葉なのですが、それだと伝わらないですね。

プログラミングのスキル

何をもってプログラミングのスキルとするかで変わってきますが、とある概念や仕組みをコンピューターが理解できる言語に翻訳できるスキルとするのであれば、小学生のうちでは厳しい次元になってきます。ロボットを制御するためのプログラミングですから、ロボットそのものの性能を向上させる必要があり、更にそれを精密に制御しようとすると、微積やベクトルなどの考え方が必要になってきます。それを感覚で学べるという点が強みです。

単純にプログラミングの基本作法に関しては、ロボットが動く(可視化しやすい)ことで、プログラミングの流れを感覚で身につけることができる上、手軽に調整もできるためプログラミングと構えなくても、気がついたら身についているという状態にはなります。

言語的な作法(文法)は、本当にその言語特有の動きが多く、それ専門で身につけても・・・というのが率直な感想です。必要になった時点で調べて使えるような基礎力があれば十分だと思います。

プログラミングやロボットづくりをする中で身につくこと

その他、蓄えられるものとすれば「思考力」「想像力」「論理的に考える力」「物理的な感覚」「計算力」「アウトプットへの慣れ」「自分なりの試行錯誤の仕方の習得」などでしょうか。この辺は目に見えて数値化できるものは少ないですが、積み重ねて身につけた力は、高校・大学にとどまらず、社会に出てからも活きる土台になります。

この辺がロボットプログラミング教室ならではの成長要素だと思っています。

どうやって学べるの?

とにかく作ったロボットで遊ぶ・改造する

最初は理屈が分からなくたって構いません。自分で作ったロボットなのだから、自分で好きなように動かし、改造し、遊んでいる感覚で色々と挑戦してくれたら、それが将来の引き出しになります。一回一回の授業で覚えることは少しだけですが、それを何度も繰り返したり、少しずつ違うパターンを経験することで、大事なポイントや他との違いを意識できるような授業構成にしております。

理屈で考えられるようになったら

少し年齢が上がって、感覚を覚える世代から理屈を考えられるような世代に成長してきたら、そこからは原理や理屈をどんどん理解して、それを元に改善を繰り返すことで応用を自分で考えられるようになっていきます。個人差があるので、焦らないことが大切です。

教室としてのアプローチ

まず指導方法には正解がありません。とある子に成功した指導法が別の子には合わなかったなんていうのは、当たり前に存在します。万能な方法があれば、塾業界なんてなくなっていますからね。

当教室の基本方針としては、それぞれにできそうなレベルの少し上の課題を出し続けつつ、サポートはしながらも、その子ができるようになるまで「待つ」ことを大切にしています。明らかに失敗しそうなことでも、実際に失敗を経験するまでは知らん顔して待ちますし、アイデアを実現できるように環境を用意するなどの裏方は頑張りますが、基本は自分の手で作り上げてもらいます。

あとは、できる限り色々な活動ができる環境を作ることを心がけています。キットの種類が多いのも、パーツ数そのものも大手ではできないと思います。学びを個別最適化しようと言われる昨今、よりその子に適した学びを提供できるよう、個人塾ならではの身軽さが武器の一つです。

まとめ

ロボット工学やプログラミングの知識だけでも十分に価値はあるのですが、その修得だけに特化するのではなく、その過程において学べることがたくさんあります。それが活きるような授業をしていきましょう、というのはロボットプログラミング教室のよくある姿であり、当教室もその路線は同じです。

スタートは楽しそう、で十分です。ずっとレゴで遊んでいたというのも、伸びる要素です。学びだからきっちりしなければいけない、真剣に取り組まなければいけないということはありません。むしろ遊び心があるからこそ発明も試行錯誤も成功に繋がると思います。そういう感覚で通いながら様々な体験ができ、様々な(高度な)内容を学ぶことができる題材がロボットプログラミングです。