ロボット部の成果報告

枚方ロボットプログラミング学習塾にはロボットプログラミングの中から好きな活動ができる自習枠があります。

「ロボット部」という名称で、自習とはいえ利用料で5,500円/月かかりますが、週2で授業を受けるよりはかなりお得に活動できるかな、と思います。

自習の成果

目的は後半に書かせていただきますが、まずは、受講中の中学1年生の子の成果を。

時々、Twitterでもアップしていましたが、全地形対応型クレーンです。パーツ数は4000以上あるということで、おそらくまだテクニックシリーズではパーツ数2位ではないかと思います。壁がなぜか行方不明なのですが…。歯車周りもミスなく作れたようで、動作がスムーズです。

私も初めて作った時は家に引きこもっても三日くらいかかりましたからね。学校やその他の習い事がある子ですから、そうそう時間が取れない環境にも関わらず、春休み前から始めて、隙間を見つけては教室に来てくれていて、先日ようやく完成まで辿り着きました。

説明書です

2冊あります。私はテクニック系しか大きいものを作ったことがなく当たり前の光景になっていますが、冷静に考えたおかしい分量です。

10歳以上対象だったかと思いますが、大人でもきつい量です。

自習中の様子

この頃はまだゴツさはありますが、まだまだ重厚感もなく、弱そうです。

一度組み立てていたものを作る関係で、パーツは整理されていなかったので、途中でパーツを整理しました。こういうのもちゃんと分けておくかどうかで作業効率が全然変わってくるんですよね。

細かなパーツの分類
リフトアーム系の分類
土台完成

ここまできたら凄さが見えてきますね。

この中央の回転するところだけでも、色々なことに使えそうで、妄想が広がっていきます。

タイヤ周りも頑丈なので、しっかり走れそうですしね。

春休み中の完成は間に合わず、新中学生として来ていたところを記念に。

この直前の授業の様子は、Youtubeに上がっています。

ここから2週間くらい。途中、何度か付け忘れのパーツが出てきたりして、茫然自失になりかけることもありましたが、無事やりきりました。合計二ヶ月ほどでしょうか。

正直、やり切れただけで凄いですね。やり切るとは信じていましたが、改めて。

テクニックシリーズについて

テクニックシリーズの作品の凄いと思っているところは、とにかく内部の構造も外側も精密なんですよね。そして、信じられないぐらい頑丈です。基本的にどこを掴んでも本体を持ち上げられます。レベルが高すぎて真似できる段階にはまだまだ遠いのですが、パーツの使い方や強度のあげ方、歯車の回転の通し方など、本当に勉強になります。

特に初心者の頃は、これでパーツの使い方を学びましたね。こんな繋ぎ方ができるんだという驚きがそのまま自分の技術力の向上につながったと思っています。

自習枠の狙い

作ることに慣れてほしいというか、色々なパーツの使い方を知ってほしいと言うのがあります。ロボットの形や仕組みをイメージしても、それを作ることができない子はたくさんいました。ロボット教室である以上、意味のある形を目指すのは基礎力の一つだと思っています。

ロボットの形次第でプログラムの内容も変わってきて、時にはプログラムでは解決できないこともあれば、解決できても無駄に難易度が上がって調整が大変になることもあります。両方を鍛えるべきなのですが、特に物理的なロボット作りは色々な良い作品を作ってみることが一番だと思っています。

でも、これを授業で取り入れると、数ヶ月の授業が消えてしまうんですよね。小さめのテクニックの作品でも良いのですが、それでも構造や仕掛けがしっかりしているものほど、時間がかかるんですよね。

であれば、ということで自習枠で、です。

レゴのパーツに慣れることは第一段階です。テクニックのパーツを使いこなすだけでも相当なものができますけどね。将来は3Dプリンターやダンボールやプラバンなどを使って、パーツを自作してもらえればと思っていますが、その時にも作りの強さを意識して欲しいですね。形状も大切にしながら強度も考えて、建築家のようですが、ものづくりをする以上、細部まで気を使って欲しいな、と考えています。

今やってること

初代クレーンが解体されていっています。これは授業で使う改造用のパーツ行きですね。

解体途中のクレーン

パーツを集めるのも、このような大物を買う方が良いと思うところがあります。色々なリフトアームや細かなパーツが結構な量手に入る上に、独特なパーツも多いんですね。クレーンの場合は、赤いパーツとバナナラックとラックギアだと思いますが、D11は穴が交互に開いているリフトアームがたくさんついていたんですよね。あの黄色いベルトも魅力的ですし。

D11ブルドーザー

あと、リモコン可能なハブとモーターも魅力で、これはリープヘルも同じですね。inventorやSpikeとモーターを共有できるのも良いです。前面に回転軸があるモーターがなくなっていましたからね。

バケット掘削機は板とフレームの量が多く、個人的に大物を作ろうと思った時に、あれのパーツがあるだけで、骨組みは賄えると思います。などという使い方はとても贅沢ですけどね。でも、こんな使い方も、個人では厳しくても教室であれば、共有財産として使いこなせるのが有意義だなと思います。運営に余裕が出てくれば、どんどん環境をよくしていきたいと予定しています。

解体が終わったら何をしたいか聞きながら、色々な活動ができるような環境を作っていきたいと思っています。